約 2,530,191 件
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/516.html
R 呼吸困難,息切れ 100H40(試行問題) 75歳の男性。呼吸困難を主訴に来院した。慢性肺気腫があり治療中である。2日前から38℃の発熱,咳嗽および膿性痰が出現した。来院時,軽度の意識障害を認める。経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉は室内気吸入下で88%である。 まず行う検査はどれか。2つ選べ。 a 気管支鏡検査 b 動脈血ガス分析 c 喀痰グラム染色 d スパイロメトリ e 肺換気シンチグラフィ × a 禁忌 ○ b ○ c × d × e 正解 bc 診断 慢性肺気腫の急性増悪 100I10 70歳の男性。労作時の息切れを主訴に来院した。平地なら同年輩の友人と同様に歩行できるが,地下鉄の階段では遅れてマイペースでないと昇れない。40年前,肺結核に対し胸郭形成術を受けた。 この患者の息切れの程度はHugh-Jones分類の何度か。 a Ⅰ度 b Ⅱ度 c Ⅲ度 d Ⅳ度 e Ⅴ度 × a ○ b × c × d × e 正解 b
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/981.html
N 薬疹,中毒疹 備考 固定薬疹,Stevens-Johnson症候群,中毒性表皮壊死剥離症〈toxic epidermal necrolysis〉,薬剤性過敏症症候群〈drug-induced hypersensitivity syndrome〉 102A33 70歳の女性。口腔内びらんと皮疹とを主訴に来院した。5日前に頭痛と咽頭痛とが生じたため,感冒薬を内服した。3日前から発熱,関節痛,結膜充血,口腔内びらんに加えて,顔面,体幹および四肢に紅色皮疹が出現した。背部の写真と顔面の写真とを別に示す。 考えられるのはどれか。 a Sweet病 b 結節性紅斑 c 膿疱性乾癬 d 尋常性天疱瘡 e Stevens-Johnson症候群 × a × b × c × d ○ e 正解 e 101G7 47歳の女性。口唇と体幹との皮疹を主訴に来院した。2日前から発熱と咽頭痛とがあった。昨日,市販の感冒薬を内服した。今朝,軽度の痛みを伴う皮疹が出現した。口唇と体幹との写真を別に示す。 検査として適切なのはどれか。 a 細菌培養 b 貼付試験 c KOH法鏡検 d ウイルス抗体価 e スクラッチテスト × a ○ b × c × d × e 正解 b 診断 薬疹 100A7 31歳の女性。全身の紅斑と水疱とを主訴に来院した。1週前からの感冒症状のため近医でスルピリンを投与された。しかし,熱はさらに高くなり,昨日から顔面,上肢および躯幹に紅斑と水疱とが出現し,急速に拡大してきた。体温 39.5℃。眼瞼,口唇,口腔粘膜,外陰部および肛門部がびらん化し,一部に痂皮を付着する。全身皮膚のびまん性紅斑と広範囲の水疱および表皮剥離を認める。躯幹の写真を別に示す。 正しいのはどれか。 a 脱毛を伴うことが多い。 b 表皮細胞の壊死を認める。 c Kobner現象が陽性である。 d 血中抗基底膜部抗体を検出する。 e 通常量の被疑薬を再投与して原因を究明する。 × a ○ b × c × d × e 禁忌 正解 b 診断 薬疹,中毒性表皮壊死症(TEN:toxic epidermal necrolysis) 99H29 21歳の女性。解熱薬の内服後,右前腕内側に境界明瞭な暗赤色斑が出現したため来院した。以前にも同じ薬を内服し同様の症状がみられた。右前腕の写真を別に示す。 この疾患で誤っているのはどれか。 a 同一部位に繰り返し生じる。 b 皮膚粘膜移行部に生じやすい。 c 水疱を生じることがある。 d 軽快後に色素沈着を生じる。 e 視力障害を伴う。 ○ a ○ b ○ c ○ d × e 正解 e 診断 固定薬疹
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/1021.html
A 天疱瘡 備考 Nikolsky現象 102A11 抗表皮細胞間抗体が検出されるのはどれか。 a 尋常性天疱瘡 b 疱疹状皮膚炎 c 水疱性類天疱瘡 d 先天性表皮水疱症 e 後天性表皮水疱症 ○ a × b × c × d × e 正解 a 100F9 50歳の女性。口腔内のびらんと体幹の水疱,びらんとを主訴に来院した。3か月前から口腔内に難治性のびらんが生じ,2か月前から体幹に水疱とびらんとを認めるようになった。入院後,副腎皮質ステロイド薬(1mg/kg/日)を2か月間投与したが効果がなかった。2週前から収縮期血圧 230mmHg,空腹時血糖 350mg/dlで,尿糖が強陽性となった。入院時の胸腹部の写真と皮膚生検H-E染色標本とを別に示す。 現時点での対応として適切なのはどれか。 a 血漿交換 b PUVA療法 c 抗菌薬静注 d レチノイド内服 e 副腎皮質ステロイド薬の即時投与中止 ○ a × b × c × d × e 禁忌 正解 e 診断 尋常性天疱瘡
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/1555.html
D 肝損傷 100A34 28歳の男性。交通事故を起こし救急車で搬入された。30分前,車を運転中に前の車に追突し,ハンドルで上腹部を打撲した。意識は清明。呼吸数 18/分。脈拍 120/分,整。血圧 110/78mmHg。右上腹部に軽度の圧痛を認めるが反跳痛はない。血液所見:赤血球 312万,Hb 11.2g/dl,Ht 34%,白血球 8900。血清生化学所見:AST 82単位,ALT 78単位,LDH 410単位(基準 176~353),ALP 280単位(基準 260以下),アミラーゼ 90単位(基準 37~160)。腹部造影CTを別に示す。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (100A34.jpg) 静脈路確保の後,行うのはどれか。 a プロトンポンプ阻害薬投与 b 利尿薬投与 c 肝庇護薬投与 d 上部消化管造影 e 選択的腹腔動脈造影 × a × b 禁忌 × c × d ○ e 正解 e 診断 肝損傷
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/119.html
B 基本的な救急処置 小項目 一次救命処置(BLS; basic life support),二次救命処置(ACLS; advanced cardiovascular life support),気道確保,人工呼吸,除細動,静脈路確保,酸素療法,基本的救急薬品,止血法,輸液療法,輸血,骨折の固定法 102C10 成人の一次延命処置で正しいのはどれか。 a 胸骨圧迫は剣状突起部で行う。 b 胸骨圧迫は1分間60回の速度で行う。 c 人工呼吸と胸骨圧迫の回数は1対5で行う。 d 口対口人工呼吸が出来なければ胸骨圧迫のみでよい。 e 除細動をするときは患者が動かないように押さえる。 × a × b × c ○ d × e 正解 d 101C34 AEDを用いた除細動に関して正しいのはどれか。 a 医学生はAEDを使用してはいけない。 b 呼吸がある場合はAEDを装着しない。 c 汗で胸がぬれている場合は拭いてからAEDを装着する。 d AEDを装着する前に胸骨圧迫式心マッサージを10分間行う。 e AEDを装着した状態で胸骨圧迫式心マッサージを行ってはならない。 × a × b ○ c × d × e 正解 c 100E26 一次救命処置の心マッサージで適切なのはどれか。 a 10回/分 b 20回/分 c 30回/分 d 60回/分 e 100回/分 × a × b × c × d ○ e 正解 e 100E27 頻脈に使用されるのはどれか。 a アトロピン b エピネフリン c ニトログリセリン d プロプラノロール e イソプロテレノール × a × b × c ○ d × e 正解 d 99B27 鼻腔後部からの激しい鼻出血の止血法はどれか。 a 吸入療法 b 後鼻孔タンポン〈Bellocqタンポン〉の挿入 c 副鼻腔洗浄 d レーザー焼灼 e 電気凝固 × a ○ b × c × d × e 正解 b 99C14 48歳の女性。腹痛と嘔吐とがあり救急車で来院した。5時間前から差し込むような腹痛が始まり,間欠的に混濁した黄色の消化管内容を嘔吐した。腹痛が始まってから排尿はない。3年前に胃亜全摘術を受けた。意識清明。脈拍 104/分,整。血圧 98/82mmHg。心音と呼吸音とに異常はない。腹部はやや膨満し,高調の腸雑音を聴取する。 まず行う輸液の組成はどれか。 Na+(mEq/l) K+(mEq/l) Ca2+(mEq/l) Cl-(mEq/l) 乳酸(mEq/l) ブドウ糖(%) a 130 4 3 109 28 0 b 77 30 0 59 48 1.5 c 70 42 12 70 54 25 d 35 20 0 35 20 4.3 e 0 0 0 0 0 5 ○ a × b × c × d × e 正解 a 診断 (単純性)イレウスによる脱水 99C15 60歳の女性。右大腿骨頸部骨折のため入院して手術を受けた。手術前は血圧 122/78mmHg で,心電図と胸部エックス線写真とに異常はなかった。術後7日間臥床していたが,リハビリテーションのために歩行訓練を始めたところ,訓練の途中で,突然息苦しくなり,気分が悪くなってうずくまった。呼吸数 36/分。脈拍 128/分,整。血圧 80/42mmHg。顔色は不良で発汗がある。胸部にⅡ音の亢進を認めるがラ音は聴取しない。動脈血ガス分析(自発呼吸,room air):PaO2 48Torr,PaCO2 26Torr。マスクによる酸素吸入を行い,静脈路を確保した。 まず投与するのはどれか。 a ジアゼパム b プロプラノロール c プロカインアミド d ドパミン e アミノフィリン × a 禁忌 × b 禁忌 × c ○ d × e 正解 d 診断 肺血栓塞栓症
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/1285.html
E 肺動静脈瘻 100F15 29歳の女性。会社の健康診断の胸部エックス線写真で異常を指摘され,精査のため来院した。10年前からしばしば鼻出血を認めているが,放置している。身長 149cm,体重 45㎏。体温 36.4℃。呼吸数 20/分。脈拍 84/分,整。血圧 120/80mmHg。口腔内に血管拡張を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。胸部単純CTを別に示す。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (100F15.jpg) 診断確定に必要なのはどれか。 a 肺血管造影 b 呼吸機能検査 c CTガイド下肺生検 d 気管支肺胞洗浄 e 肺血液シンチグラフィ ○ a × b × c 禁忌 × d × e 正解 a 診断 肺動静脈瘻 99A14 58歳の女性。労作時の息切れを主訴に来院した。ぱち指を認める。両下肺野に連続性の血管雑音を聴取し,深吸気で増強する。胸部エックス線写真と右肺動脈造影写真とを別に示す。 この疾患の合併症として特徴的でないのはどれか。 a 喀血 b 膿胸 c 脳膿瘍 d 脳梗塞 e 脳出血 ○ a × b ○ c ○ d ○ e 正解 b 診断 肺動静脈瘻
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/507.html
I 血痰,喀血 100G79 血痰をきたしやすいのはどれか。 a 肺胞蛋白症 b 過敏性肺臓炎 c Goodpasture症候群 d マイコプラズマ肺炎 e 肺リンパ管筋腫症〈LAM〉 × a × b ○ c × d × e 正解 c 100H39(試行問題) 48歳の男性。労作時の息切れを主訴に来院した。15年前から咳と痰とが持続している。数か月前から黄色痰を伴う咳が増悪し,1週前から血痰が出現した。両肺野にcoarse cracklesを聴取する。ばち指を認める。動脈血ガス分析(自発呼吸,room air):pH 7.34,PaO2 53Torr,PaCO2 50Torr。胸部エックス線写真と胸部単純CTとを別に示す。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (100H39a.jpg) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (100H39b.jpg) 治療法として適切なのはどれか。2つ選べ。 a 抗菌薬投与 b 抗血栓薬投与 c 在宅酸素療法 d 胸腔穿刺 e 両側肺下葉切除 ○ a × b ○ c × d × e 禁忌 正解 ac 診断 嚢胞状気管支拡張症
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/1657.html
C 慢性腎不全 101A37 75歳の女性。膝と踵との痛みを主訴に来院した。25年前から糸球体腎炎による末期腎不全のため血液透析を受けている。6か月前から歩行時の両膝の痛みを自覚し,最近は踵にも痛みを感じるようになった。血液所見:赤沈 40mm/1時間,赤血球 360万,Hb 10.8g/dl,Ht 32%。血清生化学所見:尿素窒素 86mg/dl,クレアチニン 9.2mg/dl,ALP 600IU/l(基準 260以下),Na 140mEq/l,K 5.3mEq/l,Cl 106mEq/l,Ca 11.5mg/dl,P 6.4mg/dl,PTH 880pg/ml(基準 10~60)。動脈血ガス分析(自発呼吸,room air):pH 7.43,PaO2 82Torr,PaCO2 47Torr,HCO3- 28mEq/l。 ほかに行う検査として適切なのはどれか。2つ選べ。 a 腎生検 b 頭部CT c 頸部超音波検査 d 副腎シンチグラフィ e 手指骨エックス線撮影 × a 禁忌 × b ○ c × d ○ e 正解 ce 診断 長期血液透析中の慢性腎不全,二次性副甲状腺機能亢進症,腎性骨異栄養症 99E43 急性腎不全を参照
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/199.html
F 精神保健 小項目 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法),自殺対策基本法,民法(成年後見制度) 102B12 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)で2名以上の精神保健指定医の診察結果の一致を必要とするのはどれか。 a 任意入院 b 応急入院 c 措置入院 d 緊急措置入院 e 医療保護入院 × a × b ○ c × d × e 正解 c 99F2 30歳の男性。不眠,不安,食欲低下および体重減少を主訴として妻に伴われて来院し,精神科病棟へ任意入院した。身体所見で前腕の静脈に沿って注射痕が認められた。その翌朝から周囲の者に対する被害妄想と幻聴とを認めた。患者は「自分は病気ではないので退院する」と希望し,説得に応じようとしない。検尿の結果,メタンフェタミンが検出された。自傷他害のおそれはない。 対応として適切なのはどれか。 a 家族に引きとらせる。 b 医療保護入院の手続きをする。 c 保健所に措置入院を申請する。 d 個室のベッド上に身体を拘束する。 e 警察に届け出る。 × a ○ b × c × d 禁忌 × e 正解 b 診断 覚せい剤精神病
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/724.html
O 単純CT 小項目 適応,CT値,高・低吸収域 101B93 胸部単純CTでマイナスのCT値を含む病変はどれか。2つ選べ。 a 胸水 b 無気肺 c 大動脈瘤 d 縦隔気腫 e 縦隔奇形腫 × a × b × c ○ d ○ e 正解 de 101B94 頭部単純CTが頭部MRIより診断に有用なのはどれか。 a 脳腫瘍 b 脳梗塞 c 多発性硬化症 d くも膜下出血 e 静脈洞血栓症 × a × b × c ○ d × e 正解 d 99F41 73歳の男性。起床時に左上下肢の力の入りにくさと,ろれつの回りにくさとに気付き,救急車で搬送された。5年前,洞不全症候群のため,ペースメーカー埋込術を施行されている。意識混濁。身長 160cm,体重 58kg。脈拍 60/分,整。血圧 110/68mmHg。左片麻痺を認め,左Babinski徴候陽性。右共同偏視がある。 まず行う検査はどれか。 a 脳脊髄液検査 b 脳波検査 c ミエログラフィ d 頭部単純CT e 頭部単純MRI × a × b × c ○ d × e 禁忌 正解 d 診断 心原性脳塞栓症,脳血栓,または脳出血